健康のためのエアコン使用

2022年06月28日 12:38

6月で連日30℃超えの暑さです。この先もしばらく35℃前後の予報です。
エアコン使っているでしょうか。
今の若い方は "クーラー病"  などという言葉を使うのか、知っているのか...
"クーラー病" 
エアコンの効いた部屋にずっといると、冷える、体がだるくなるなどで、エアコンは "体に悪い" という考えがあり、そのため今70代くらい上の方たちはエアコンの使用を嫌がります。使わない人が多く家にいても熱中症で死亡してしまうケースも増えています。
エアコンを使うと冷える、だるくなるという"クーラー病" は、使い方が間違っているのです。
テレビなどで言われているエアコンの温度設定は、27〜28℃です。テレビで言われることはすべて正しいと思う人が多いので、その通りの設定にしているでしょう。そして素足に半袖短パンという服装がその温度にはふさわしくなるのです。
これが間違いです。素肌にエアコンの風を当てていれば冷えますし、だるくもなります。
素肌はエアコンの風のみならず、扇風機の風にも当ててはいけないのです。
27〜28℃設定であれば素肌も出したくなりますが、この温度設定もいけません。
健康のためにエアコンは使います。設定温度は20〜22℃です。と、お客さまにもアドバイスをすると皆さん驚きます。"寒そう〜" 。
素肌を出すから寒いのです。この温度設定で靴下を履いて長袖長ズボンなどとにかく素肌を出さないこと。
20℃設定というのは、体ではなく健康でいるための脳の働きを良くすることです。これは研究結果が出ているのです。
日中は仕事によっては自分で温度調節をできないこともあります。外での仕事ならなおさらですが、そうした場合は夜寝る時にこの20℃設定にして、風量は自動で朝までつけっぱなしです。タイマーは使ってはいけません。長袖長ズボンのパジャマなどで冬の布団を首元までしっかりかけます。足は出してはいけません。布団は一年を通して冬布団を使いますのでしまい込む必要はありません。これが健康でいるための究極のエアコン使用法です。起きている間にたくさん働いた脳が休まる時間が睡眠です。脳にとってこの温度設定は心地よいのです。健康というのは脳がちゃんと働けてちゃんと休めることです。
しっかりと布団をかけて寝れば冷える、だるくなるなどはありません。逆に脳が休まるので良く眠れます。
暑さで何度も夜中目が覚めているようなことをしていては体が壊れてしまいます。

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