意識して塩を摂る

2022年07月22日 11:48

体を "砂漠化"  させない

以前 "減塩をやめて塩を変える'' ということを書きました。

病気になるというのは "体が砂漠化した"  ことです。人の体が健康に機能するためには栄養素が必要ですが、どんな栄養素を摂っていても 一番大事な栄養素である " 水と塩"  が不足していてはいけません。
"水を飲みましょう"  とはよく言われていますが、水だけを飲んでいても体は機能してくれません。
"塩"  をあわせて摂ること。体は75%が水です。
残りの部分は塩です。体を構成する大切な栄養素。
重要なのは "良い塩"  " 本物の塩" を選ぶこと。
食卓塩と呼ばれるさらさらの精製塩は 塩ではありません。
自然塩や海水塩には体に必要なマグネシウム カリウム カルシウム そしてナトリウムが含まれ 摂取した余分な分はカリウムが排出してくれます。
ナトリウムだけの精製塩はダメです。
水を飲むときに コップで飲むならコップに、外出の際、ペットボトルを持っていくならペットボトルに 自然塩を少量入れてみてください。
500mlのペットボトルならティースプーン軽めに一杯くらい、コップなら大きさにもよりますので
少量入れて飲んでみて 自分の体感で量を調整してみてください。
水だけで飲んでいるときより体が生き返っていきます。
特に夏は熱中症対策としては市販のスポーツドリンクのようなものを飲むのではなく 塩を入れて持ち歩いてください。できれば塩と一緒に少量のクエン酸とはちみつを足すと立派な自家製スポーツドリンクが簡単にできます。糖分ゼロなどと謳っている市販のドリンクの甘味料は発がん物質のものが含まれています。
夏の熱中症対策としてだけでなく日頃から水と塩を摂ることは絶対に忘れないでください。
量を心配する方、だいじょうぶです、体がちゃんと教えてくれます。必要なときは量が多少多くても飲めます。体が "今は足りているよ" というときは同じ量でも濃く感じたりしますから、自分の体感を大事にしてください。

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