さら湯での入浴はダメ

2022年07月04日 16:52

シャワーではなくお湯に浸かりましょう

夏場でも毎日お風呂入っていますか。
一年を通してシャワーで済ませるという声も聞きます。お風呂はぬるめのお湯で入れば副交感神経を高めてリラックス効果の他、エアコンで冷えた体を温めて血流を良くするなど入浴の効果はたくさんあります。その入浴の際にお湯に何も入れずに"さら湯"で入るのは絶対にいけません。水道水には塩素が含まれていて肌に良くないのですが、それ以上に空気中にその塩素が充満して吸い込むことが一番良くないそうです。だからといって色のついた入浴剤を使うのもおすすめしません。
体に必要な栄養素のミネラルであるマグネシウムですが、このマグネシウムは経皮吸入といって肌からも取り込むことができます。肌から取り込むと吸収が良くなります。マグネシウムは筋肉を和らげるたり血行促進のほか、体内にマグネシウムがしっかりあることで骨の形成を促します。骨と聞くとカルシウムを思い浮かべる方が多いのですが、骨を丈夫にしたかったらカルシウムではなくマグネシウム摂取です。カルシウムとマグネシウムの関係については別記しますのでここでは入浴についてです。
とにかく"さら湯"をやめる。では入浴剤として何を使うか。
"マグネシウム入浴" です。
エプソムソルトというサラサラした一見塩のように見えるものがあります。ソルトという名前ですが塩ではなく硫酸マグネシウムです。塩である"塩化マグネシウム"というものもあり、そちらも入浴に使う方も多いようですが、塩化マグネシウムは塩になるので風呂釜によっては追い焚きができませんのでエプソムソルトのほうが良いです。
毎日エプソムソルト入浴をしていると慣れてきてそのうちにわからなくなるかもしれませんが、初めて入るとお湯の違いを感じると思います。
実際お客さまからもそのお声をいただきます。
そしてできれば髪を洗うのも顔を洗うのもそのエプソムソルトの入ったお風呂のお湯を使うと良いです。今までもしシャワーで髪をすすいでいた方は違いを感じると思います。肌もきれいになりますから上がる前にシャワーは不用です。
バスタブの大きさにもよりますが、エプソムソルトを入れたときに底にザラザラとなるくらい多目に入れると良いです。ただでさえとても安価なもので小さいサイズもありますが容量が多いものになるともっと値段は手軽になります。4.5キロ以上では扱いがちょっと大変かもしれませんが、別の容器に移し替えれば使いやすくなります。
"さら湯" での入浴は今日からやめましょう。

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