栄養素も大切だと考えます
最近では整体院でも分子栄養療法を取り入れるところも少しずつですが増えつつあるように感じます。 一方で、整体で体を良くするのには栄養療法もましてや生活習慣の見直しなんて必要ないと強調するはがりか、そこに触れている整体院を酷評しているところを見かけます。
栄養素も生活習慣も整体施術と並んでとても大切だと当院は考えています。
体は栄養素があって動けるのです。整体施術を受けると血流は良くなります。血液は栄養を運ぶ役割があります。せっかくそんな役割を持ってくれているのに、肝心の運ぶ中身がなかったら体に栄養は行き届きません。体にとってタンパク質は最たる重要な栄養素です。そのタンパク質が足りていなかったら若いうちはまだ使い古しのタンパク質で体は頑張って機能してくれますが、不足したままの10年後の体は大変なことになってしまいます。真夏の暑さがきつくてすぐにグダっとなってしまうのもタンパク質が足りないのです。どんなに整体施術で歪みをなくして血流を良くしても
すぐ疲れてしまいます。体だけではなく精神的な部分にも影響します。栄養素が足りていないと気分が落ち込みやすくなったり、やる気が出なくなるなどうつ症状にもなります。それとは逆に怒りっぽくなったり人を批判したくなったりなど必要な栄養素がちゃんとないと体にも心にも不調となるのです。
実際に整体施術でその時とてもつらかった痛みがすぐになくなるということはあります。けれど栄養素が足りないために筋肉の質が悪いとしばらくしてまた痛みが出たり、痛みはなくなっていても体の硬直はとれないなどといったこともあります。 それは決して施術者の腕が悪いのではありません(いえ、悪い場合も実際にはあるのは確かにです) 体に必要な栄養素がなくて古びたタンパク質で体が動いていたら筋肉の状態が悪いのは当然です。ここの部分はとっても大切なところです。
整体施術で痛みや不調を良くしても質の悪い筋肉ではすぐに戻るのは当然ですが、整体師は筋肉を柔らかくすることはできても筋肉の質を変えることはできません。栄養素も整体師が口に運んであげることはできません。それらは他の誰でもない、自分でやるしかないのです。ただ、多くの人がその大切さを知らないので、アドバイスとして栄養素のことを話したり提案したりします。
当院ではそこを取り入れることで皆さん本当に痛みや不調のつらさを抱えずに過ごしていただいています。知ってよかった、はじめてよかったと感謝を伝えてくださる方もおります。
体は栄養素でできているのです